<オープン型の特徴>
-
小物の小ロット品、試作品に向いています。
-
角度の修正や平面出しなどの手直し用で製作することもあります。
-
ダイセットがなく、最低限でコンパクト。金型コストを削減できます。
小さい部品を作り続けてきた技術で、既存の型を上手く利用して加工をすることもできます。
<総抜き型の特徴>
-
小ロット品、量産品どちらにも向いています。
-
人が材料(定尺材)のセットをして加工します。コイル材は自動加工ができます。
-
外形抜きと穴あけを同時にできるので、加工工程の短縮ができます。
-
外形と穴のバリ方向を同じにすることができます。
-
外形と穴の関係精度がよい。
-
押さえながら加工するので平面度がよい。
単発型よりも構造が複雑になりますが、自社製作をすることで金型コストを最低限に抑えます。
<順送型の特徴>
-
量産品に向いています。
-
材料を送りながら複数の加工をしていく金型です。
-
コイル材で自動加工ができ、生産スピードが速いです。
-
構造が複雑になり、金型コストが高くなります。
順送型は協力会社と共同製作になります。メンテナンス・修理は自社で可能。委託加工の実績が多数あります。